ワンフェスのご報告
皆さん、ご無沙汰しております。
佐々木未来専属原型師のうろもとと申します。
今回の、ワンダーフェスティバル2018Summerはいかがでしたでしょうか。うろもとなずな初期作品は、比較的リスキーな工程管理がたくさん盛り込まれていたかと思います。これからお見せするフィギュア原型も、基本的な軸のブレなさをお見せしたいと思います。
今回制作したのはくぐるっ、ではなくていぬっつるぎっ。ランダムな逆天殺と話題性の取れた資本主義の犬。まだケミケミ2年目の私は、まさかの2本立てを耐えることができたでしょうか?
それでは、ご覧ください。
ということでワンフェスのご報告です。宣伝しときや。
今回は「バディファイト」から「"降魔王剣"レヴァンティン」と「しばいぬ子さん」という、無謀にも程のある2本立てです。
経験浅いのにアホとちゃう?
"降魔王剣"レヴァンティン
バディファイトに登場する剣です。
喋ります(CV:佐々木未来)。
アニメでは"剣技のケイセツ"がバディとして使用、モンスターとアイテムを装備した自分とで戦うゲームデザインをガン無視し自分だけで剣を何本も装備して戦う前代未聞のスタイルが衝撃と話題をもたらしました。
モンスターなんて必要ねぇんだよ!(アルヴィドルポイー)(1ゲージ1ドロー)
本体はプラ板、各種パテ、プラ棒、金属線で制作、台座に限り余っていた角材を使いました。
全体的に対称的な造形なのでその整合に苦戦しました。
ワンフェスの時期とゲーム環境への踏みとどまり的に今回しかないと思い無茶して作りました。
しばいぬ子さん
竹書房アニメの宣伝コーナーや単独アニメ化で衝撃を呼んだ資本主義の犬です(CV:佐々木未来)。
本申請時点でそこそこ大まかな形ができてきてて余裕と思っていた矢先、セーラー服の襟と鞄の肩紐に泣きました。
完成品はサンプルとして提出してしまいました。
犬だよ、完成品リベンジするんだよ、おぅあくしろよと自分に言い聞かせています。
材料はニューファンドをメインに使いました。
ありえん硬かったので造形村のエクスカリバー彫刻刀で何とか削りました。
あれあったらマキノももう少し希望あったかなぁ。
そんなこんなでたろー。さんの荒垣なぎさと共に何とか出品展示キット頒布に至る事ができました。
ただ、僕が時刻的には遅刻して設営も午後になったので、また力を借りに借りすぎてしまったので次は何とか己の力で速攻をしたいところです。
煽ってくださった皆さん、心配してくださった皆さん、応援してくださった皆さん、見てくれた皆さん、本当にありがとうございました。
この場をもって感謝の言葉を残させて頂きます。
ペナルティは無いので一応翌年2月の冬フェスも出られはします。
ただ再販や新作含めどうするかは定めていません。
人様のガレージキットやプラモを組みたいというのが正直なところです。
勉強がしたい。
何にせよ、これからもよろしくお願いいたします。
次回は身内で前夜はんなりしてしっかり寝て大会臨みたいです。
完成見本をデフォルトで2つ作ることになるって気付いたのが2日前、やはりアホだ...